私は、変容するものと、変わらないもの、
その二つの層を描いている。
水面は 外界を映しながら
風に揺れ 波紋を広げ 世界中と共鳴する
外界からやってくる あらゆる感覚やアイデアは
私(水)という媒介を通して
同化され 変容し 色や線となって出現する
共鳴し 感化され 同化し
過去の層の一部に組み込まれ
新たに変容する
そのため私の作品は
変容し続け
揺らぎ続けるのだろう
一方で その根底には
普遍的な本質がある
それは 誰もがもつ
イノセントで透明な本質
自我の主張が眠っている時の
静かな世界
揺らぎながら他者や世界と響き合う
「変容する表層」(Resonance)
あらゆる影響の奥で
静かに在り続ける本質
「不変の深層」(Innocence)
私の表現は
その二つの領域を往還しながら
変化と本質
個と世界が統合される地点を
探求している